住民税は、あなたが必ず納付しなければいけない税金です。
その内訳は、あなたがお住まいの都道府県と市区町村の両方に分配される仕組みになっています。
都道府県にはあなたが納税する額の4%、市区町村には6%を収めることになっています。
住民税は、今までに都道府県や市区町村での分配方式や税率なども違っていたこともありました。
けれども、平成19年度の六月分から現行の制度に変更されました。
現在の住民税の税率は10%になっています。
住民税をとるときには公平でなくてはならないのですが、どのような方式にしたら公平になるのかというのは、難しい点でもあります。
平成19年度6月分以前は、累進課税になっていました。
つまり、所得が多かった方はもっと住民税を負担していて、所得の少なかった方は所得税がもっと少なかったのです。
これでは税の公平性を考えて、平成19年度6月分からは現在のような税の方式に変更されました。
今後も、住民税はどのように変更されていくかもしれません。
けれども、納税者はしっかりと決められた金額を払わなくてはならないことにかわりはないのです。
ですから、住民税も決められた金額を決められた方式でしっかりと納付しましょう!